データバックアップ方法

コピーするか? アーカイブするか?

 データバックアップには、以下の2つの方法があり、それぞれ特徴が異なります。 尚、以下の名前は、私が説明のためにつけた名前であり、一般的な用語ではありません。

表:2種類のデータバックアップ方法の比較
コピー型 アーカイブ型
バックアップ方法コピーバックアップするすべてのデータを圧縮し1つのファイルとして保存
圧縮しないする
増分バックアップ可能可能
メリット復元するときにソフトが必要ないファイルサイズが小さい
増分バックアップ時のリストアが簡単
デメリットファイルサイズが大きくなる
増分バックアップ時のリストアが複雑
復元するときにソフトが必要

コピー型

 ファイルを単純にコピーする方法です。 2度目以降のバックアップは、変更のあったファイルのみを、バックアップ先へコピーします。 コピーしているだけなので、バックアップ先の容量は、バックアップ元の容量と同じになります。 世代管理を行いつつ、増分バックアップをすると、最新のバックアップファイルは別のフォルダに作成されることが多いです。そのため、復元するときに、手間がかかります。

アーカイブ型

 バックアップ元のすべてのファイルを圧縮し、1つのファイルにして保存する方法です。 ファイルが1つにまとまるため、世代管理が簡単で、復元するときもソフト側でいつの時点に復元するのか指定できるため簡単です。また、圧縮して バックアップするため、それほど容量は多くなりません。 ただし復元するときは、バックアップ時に使用したソフトが必要になります。

データバックアップ方法

 データのバックアップだけ行う場合は、フリーソフトでも可能です。 ただし、商用ソフトを用いれば、Outlookや、お気に入りが保存されている場所など知らなくても、アプリケーション名を指定するだけで、関連するファイルをバックアップしてくれます。 また、OS丸ごとバックアップできるイメージバックアップソフトもあります。以下にデータをバックアップできるソフトを紹介いたします。

表:データバックアップソフト
コピー型 アーカイブ型
フリーソフト BunBackup Windows標準のバックアップツール
商用ソフト
(データバックアップソフト)
- GENIE BACKUP おすすめ
商用ソフト
(イメージバックアップソフト)
Acronis True Image 11 Home
ノートン セーブ&リストア 2.0

データをバックアップする場合、自分で作成したファイルの保存先はわかると思いますが、メールや、お気に入り(ブックマーク)の保存先はわかりにくいと思います。 以下にはその保存先について解説します。


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