LB Image Backup 8 によるバックアップ・復元

LB Image Backup 8 によるハードディスクのバックアップ方法、復元方法について紹介します。

LB Image Backup 8 の特徴

 LB Image Backup 8 の特徴は、サイクルバックアップという世代管理機能です。 フルバックアップまたは差分バックアップをスケジュール設定するとき、何世代前までバックアップを保存しておくかを指定できます。 そして、古い世代のバックアップは削除してくれます。 しかし、サイクルバックアップは1つのパーティションしか選択できないので注意が必要です。
 残念な点として、ファイルやフォルダ単位のバックアップはできないことです。

表:LB Image Backupの特徴
メリット デメリット
サイクルバックアップ機能
(ただし、1つのパーティションしか選択できない。また、MBRのバックアップはサイクルバックアップではとれない)
ファイルやフォルダ単位のバックアップができない。
CD-ROM起動で復元するときに、ネットワーク上パソコンやLAN接続ハードディスク等のイメージファイルを選択できない
一度作成したスケジュールを修正するのが大変困難(スクリプトファイルを直接編集しなければならない)

LB Image Backup 8 によるバックアップ方法

 Acronis True Image のバックアップは、ウィザード形式で設定します。 以下に、『バックアップ元』、『バックアップ先』、『スケジュール』の設定方法を解説します。

バックアップ元の選択

 バックアップ元として、ハードディスクまたはパーティションを選択します。 尚、ファイルやフォルダ単位のバックアップできません。

図:LB Image Backup のバックアップ画面1

バックアップ先の選択

 バックアップ先は、外付けハードディスクやネットワーク上のパソコン、NAS等を指定できます。

図:LB Image Backup のバックアップ画面2

スケジュールの設定

 バックアップ元として、ハードディスクまたはパーティションを選択します。 尚、ファイルやフォルダ単位のバックアップできません。

図:LB Image Backup のバックアップ画面3

LB Image Backup 8 による復元方法

  復元するときは、ハードディスクが故障して交換した場合が多いと思いますので、この場合の復元方法について解説します。 ハードディスクが初期状態の場合は、OSを起動することができません。 そのため、LB Image Backup 8 のCD-ROMから別のOSで起動し、復元処理を実行します。 以下は、CD-ROMで起動後の画面です。

図:LB Image Backup の復元画面1

バックアップ イメージファイルの選択

 過去にバックアップしたイメージファイルを指定します。 しかし、LAN接続ハードディスク等のネットワーク上のハードディスクは選択できませんのでご注意下さい。

図:LB Image Backup の復元画面2

復元先の選択

 復元先のハードディスクを指定します。 

図:LB Image Backup のバックアップ画面3

 復元先を選択後、左下の『適用』ボタンをクリックします。

図:LB Image Backup のバックアップ画面4

LB Image Backup 8 のおすすめ購入先

※ダウンロード後は、復元のCD-ROMを作成しましょう。


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